スノーボードとスケートの関係 Part 2
スノーボードとスケートの関係Part 2。
今回も長々いきます。
つーか、スケートも釣りも出来ないので、暇なだけです。
前回の記事後、A-24くんとyukiから貴重な意見もらいました。
ありがてっす!!
前回の記事『スノーボードとスケートの関係 Part 1』。
今回はスノーボードとスケートの関係ってより、なんかまぁほぼスノーボードの話しのような。。。
まぁ見てやってくださいな。今回は【姿勢】について書こうと思います。
で、なんで【姿勢】なのかというと、ダイランで滑ってるとき、スノー仲間である若者が悩んでたんで考えてみました。
これもあくまで持論ですのでそこらへんはアレしてください。
で、この【姿勢】。
その若者はなぜ【姿勢】で悩んでたかというと。
こうなるのです。
この姿勢。はっきり言うとダメです。ダメって事ないけど、決して良くはないと思いますね。
とりあえず正しくは、
なんか上手く書けませんがこんな感じです。(わかりずらい絵でサーセン。とりあえずこれで進めます。)
①の姿勢じゃどう悪影響があるのか。
この姿勢なら『踏め』ません。
じゃーなんで『踏め』ないのか。
1.腰と頭の位置。
2.膝。
3.腰が折れている。
順に説明していきましょう。
まず『1.腰と頭』の位置。
①の絵で滑れるには滑れます。良くも悪くもバランスが取れているからです。
バランス取れてるでしょう。
この姿勢でも慣れれば意外と滑れるんですが、スピンは出来ません。
なんで出来ないか。
重心が直線上に無く、左右バラバラだからです。これでスピンをすればどうなるか。
これは後で説明します。
で、ポイントは頭と腰。
これです。直線上に頭と腰がありますね。
ちょっと説明が難しいですが、『踏む』ときは頭と腰が『踏む』方の足の真上にないと踏めません。
重心が悪いから力が掛かりません。
スノーボードでオーリーしてる途中(後ろ足に重心を移したとき)を例にあげてみます。
とりあえず、①の絵を上からみたら、こうです。
重心が左右にあり、板からハミ出ています。重心が悪いので板に力が伝わりません。
では②の絵を上から。
重心が後ろ足の上にあるのできちんと『踏め』るので、板に力が伝わります。
ジブでも同じです。ジブではこういう重心でも出来ます。
重心がきちんと直線上にあります。
まぁ①の絵でもジブは出来ますが、踏めないか踏みづらいでしょう。
重心が板からハミ出したらトリックのメイクは遠いでしょう。
では、『2.膝』と『3.腰が折れている』を同時にいきましょう。
よく「姿勢を低く」とか「膝曲げて」とかいいます。これは一歩間違えると間違った姿勢になります。
要は視覚の錯覚です。
初心者は姿勢を低くしようとしたら、腰を折ります。①の絵の状態になる訳です。
①の絵のように滑っても、目線が低くなってます。正しい姿勢、要は膝を曲げて重心をきちんとしても目線は低くなります。
これが錯覚です。
腰を折って滑っても目線が低くなっているため、自分では膝が曲がってると思いがちです。これは初心者にありがちなことですが、このまま滑ってるとクセになります。
膝は自分で思ってるほど曲がってないものです。ウソだと思うなら自分の滑ってる姿をビデオ撮影してみましょう。思ってるほど曲がってないはずです。
おれもそうです。曲げてるつもりでも曲がってないときがあります。
それでは話しを戻して、先ほど1の頭と腰で重心の話しを書きましたが、まぁオーリーが出来ないというか力が伝わらない、要は板の能力を使い切れてない訳で、多少のオーリーは出来ると思います。
ではこのままの姿勢でキッカーでのスピンを考えてみましょう。
キッカーでスピンするときリップで上半身を回します。この回しがポイントです。
①の絵で回すと間違いなく軸がズレます。
なぜか?肩が平行じゃないからです。
では①の絵での肩はどうなっているのか。
こうです。
斜めってます。
これではスピンしようと思い上半身を回しても軸がずれます。
もしアレなら、その場でやってみてください。回したとき90度回ると目線は空を向いているはずです。
このまま飛べば軸は右の絵の人のようになるはずです。
きちんと飛べる人は左の絵の人ですね。(多少は軸が入るときもありますが。)
コーク系を狙ってるならまだしも、普通にスピンしようとしてこの軸はまずメイク出来ないでしょう。
①の絵の状態では、いくら平行に回そうとしても最初の姿勢が悪いため斜めに平行に回るだけであって、何も解決しません。
軸の話しになってますが、フロントでもバックでも540は多少軸が入ったほうが立ちやすいです。
とは言ってもきちんと360、540が出来る人の話しだし、軸の入り方が違います。
そして、いくら軸をズラせるからといって悪い姿勢のままアプローチしません。
正しい姿勢でアプローチし、調整して軸をズラす。ということです。
まぁこれは別話になるし、書くと長いし、文章じゃ分かりづらいので、気になる方は直接聞いて下さい。
じゃーきちんと回れる人の肩はどうなってるのか。
それはこの絵です。
720だけじゃなく360も180も上手い人はこうですね。
これならうまくいけばフラット軸。多少軸が入っても着れます。
余談ですがグラブ。おれは720回すとき270°回ったあたりでグラブします。
まぁこのタイミングはmknに教えてもらったんですが。
おれはその目安がリップです。270°回るとちょうどリップと体が平行になります。チラッとリップが平行に見えたときがおれのグラブのタイミングであり、調子よく回れてるときです。
これを軸がズレたらで考えると、リップは見えますが斜めに見えてます。一応グラブはしますが、早い段階で放し着地に備えようとします。
で、着れるときと着れないときがあります。まぁこれは軸の入り具合です。
こんな感じです。
さらにもう1つ。
①の絵そのままで入る人は別ですが、中にはスピン(フロント)をしようとして、先行動作で上半身を捻るときに、上半身が起きる人もいます。
この絵のようになるのです。赤い矢印の方向へ上半身が起きます。
これはエッジが抜けてマクられます。
何故か?
重心が悪いからです。重心は次の絵のようになります。
ポイントである頭と腰の位置が悪く、重心が完全に板からハミでてます。
こうなるとどうなるか。大げさに書くとこうなります。
体が赤矢印に落ちていき、エッジが立つ状態になり抜けます。
これはヤラれます。
飛ぶ瞬間はこうなってます。
重心が赤線になってるので体が倒れます。正しくは青線ですね。
いきなり重心が悪くなりエッジがもろに掛かるため、ラインは赤線のようになります。正しくは青線。
ヤラれかたはというと、
こんな感じや、
こんな感じです。
①の絵のように滑ってる人でフロントスピンしようとした人、こうなったことあるんじゃないでしょうか。
まぁ正しい姿勢で入っても、ビビッて腰が引ければこういうふうにマクられますがね。
まぁキッカーは細かく言うとスピン力の溜まる場所、面で飛ぶとかグラブで体の入れ方変わったりとかキッカーでのオーリーの仕方とかキリないんでここまでで。まぁでも基本は肩とリップは平行だと思います。
気になる人は直接聞いて下さい。おれが答えれないときはmknにバトンタッチしますがねー。
おれは感覚派なんでね。最近は理論でも考え、滑り始めてますが。。。
で、なんかスノーボードの話しっぽいですが、これのなにがスケートと関係あるの?って感じですが、スケートでこの姿勢は治るからです。
例えばバックターンでbowlをグルグルするとき。
ハイスピードなら①の絵でもグルグル出来ると思います。遠心力があるんで。落ちやすいとは思いますが。
今回は、ロースピードのときの話しです。
おれが思うにロースピードで回るときは①の姿勢なら耐えれません。
何故か。体が落ちちゃうからです。
ロースピードで回れる人はこう回ってるはずです。
しかし、②の絵で滑るとこうなります。
こうなると頭がボトム側にありすぎるので重心が悪く、体が落ちてしまいます。
重心が悪いので耐えれません。
あくまでロースピードの話しです。ハイスピードなら話しは別です。
まぁハイスピードでも①の姿勢で滑ってるとそのうち行き詰まると思います。
なにはともあれ、姿勢を治したい人はbowlを回る練習をすればいいんでないでしょうか。
そして、本人に確認したんですが、ダイランクルーのストイック男ケンシ。
ケンシも姿勢で悩んでましたが、意識して滑るようにして治ったようです。
実際に治ってますね。さらに、治ったことでスケートのトリックがやりやすくなったのかメキメキ上達してますね。styleもかっこよくなって!
ずるい!!チクショーケンシこんちくしょー!
ケンシは顎と膝を意識して滑ったようです。
前足を板上に持ってくるようにして、膝の直線上に顎を持ってくるということです。
頭より顎の方が分かりやすいかもしれませんね。
スケートもスノーボードもある程度姿勢は一緒です。カービングターンは別として、パークトリックで頭と腰、重心は板の上からハミ出るものはないと思ってもいいです。
スノーボードでこうなってしまう人はシーズン入ってから治すより、シーズン前に治した方がいいと思います。
というわけで前回と同様に書きますが、、、。
北海道は室内スキー場が無いし、スノーボード上手くなりたいって人はスケートしたほうがいいと思います。
まぁやってる内にハマると思いますが。
実際おれも最初はスノーボードのオフトレの気持ちでしたが~~~~~、、、
もうオフトレとかじゃねっす。
全然ガチっす。
スケート、なんまらおもしれっす!!
多分いつもよく滑ってるキョウヤサンやカサチンなんかもそうだと思います。
がっちりコピペです。
まぁそんな感じです。
前回同様、現段階でのおれのヨコノリレベルで思ったことを書いた記事です。
そして、あくまで持論ですのでそこらへんはアレしてください。
第1弾と第2弾に引き続き、イロイロ書きましたが、最後にものを言うのは、、、。
数!!です。
いくら理論を言ってもすぐできる訳じゃないし、ある程度体で覚えなきゃ出来ないと思います。
理論があって滑る人、理論が無く滑る人。
成長度は全く違うんでないでしょうかね?
理論無しでずっとスノーボードを滑ってきたおれの意見です。
理論を覚えて、回数を重ねて力の調整と感覚を養う。
『感覚と理論の融合』
今のおれの考えはコレです。
といってもやっぱりおれは感覚派ですがね。。。
目指すのは『感覚と理論の融合』です。
そんな感じでもう一度言いますが、やっぱりなんだかんだで最後にものを言うのは、、、。
数!!です。
そして、楽しむこと。
せっかく楽しんで滑ってるんだから、楽しまないと損です。
出来ないからって根詰めたら、出来るものも出来なくなると思いますね。
成長度っていうか、おれが思う上達の秘訣については今度でも書こうと思います。
まぁそんな感じで、前回同様知ったふうに書きましたが、現段階のおれのレベルで思ったことです。
こういうのもあるよ!おれはこう思うなー!とか思った人は言ってください。
いろいろ情報がほしいんで。
文句とかは受け付けねっす。
また暇なときでもなんか書きます。
養成中で暇なんで近いうちにupするかも。。。
ではでは。
sacho-
by fun-3s-life | 2011-11-23 21:33 | すけーと